こんにちは。
ソフトGです。
今週の天気予報には雪マークがついていますし、師走に向けて、一段と気温が下がってくるようですね。
通勤途中によく階上岳を目にすることがあるのですが、その姿が威風堂々としていて、この地域に住む人々を見守ってくれているように見えることがあり、なんとも清々しい気分になります。
ということで脈絡もなく、晩秋の階上岳に登山してきました。
みなさんご存じでしょうが、「階上岳」の標高は740m。山の形が、牛が寝そべっているように見えることから、「臥牛山(がぎゅうざん)」とも呼ばれています。
また階上岳はみちのく潮風トレイルの一部にもなっており、階上町民だけでなく、八戸市民にも大変親しまれている山です。
町では、大人向けの赤コース(4550m)と家族向けの緑コース(4790m)の2コースを推奨していますが、このほかにも登山者がつけた道がたくさんあります。迷いやすいので初心者の方はこの2コースに従って登った方が無難です。
すれ違う登山者と軽く挨拶を交わしながら、木漏れ日の中を熊に出会いませんようにとお祈りしながら歩きます。
赤コースの脇道にそれると、大山津見神社があります。
晩秋を感じさせる優しい色合いのススキが穏やかな気持ちにさせてくれます。
丸太がかかった沢を渡ったり
途中振り返ると里山の紅葉風景が
里はまだ紅葉した葉っぱがついていましたが、階上岳の広葉樹は落葉していました。
この神社が見えてくると、山頂はすぐそこ。
市街地や太平洋を一望。
しばし登頂した余韻を味わいます。
山頂から100mほどには、龍神水があります。
山頂付近に湧き出る大変珍しい名水で参拝者ののどを潤していると書かれていますが、となりにはこの水は飲料水ではありませんとの立て札が…
結局、後者を信じて龍神水はいただきませんでした(笑)
階上岳山頂から1170m歩くと、標高739mの南岳があり、北奥羽の山々を眺めることができます。この日は、なんとか遠く岩手山を眺めることができました。
(中央が岩手山)
南岳からの風景
駐車場がある大開平からは30分程度で山頂にたどりつけますので、登山に自信のない方もお散歩感覚で登頂気分を味わうことができると思います。
まだ登ったことがない方は、ぜひ山頂からの風景をお楽しみください。
byソフトG