屋台村みろく横丁「わが家」の八戸せんべい汁
春を思わせるような日があるかと思うと、ドカッと湿った雪が降り積もり冬に逆戻りといった天気を繰り返している八戸市。雪片づけの後、体を温めるのに食べたくなるのが八戸せんべい汁。八戸人には、かかせない冬のアイテムです。
今回は、屋台村みろく横丁の「
わが家」を紹介します。
お店に入るとママさんが笑顔で出迎えてくれました。癒されます♪名刺を頂戴したら、わがママという肩書きが・・・ママさんがわがままというわけではなく、わが家のママ、略してわがママだそうです。ガッテンしました(笑)
店名もわが家に帰ってきたように、くつろいでほしいということで、付けられたそうです。実際、出張の度に来店される遠方からのお客様も多いそうです。
ママさんの目の前に座らせていただき、まず頼んだのが、
いかの塩辛(350円)
いか釣り船に載ってでてきました(笑)味付けは、いかの腑に塩だけです。こちらでは、化学調味料を一切使用せずに、素材の味を活かした家庭料理を提供しています。添えられた大根おろしは、ママさんが「消化が良くなるかと思って・・・」普段食べている食べ方だそうです。コクのある塩辛が、大根おろしでさっぱりと食べられます。
次に頼んだのが、
厚焼玉子(300円)
ねぎがアクセントで、味付けは、だし、しょうゆ、塩。フワフワの玉子焼です。
続いて頼んだのが、
おでんの大根(100円)
まるで、初日の出のようです(笑)ダシが効いたやさしい味で、何だかホッとします。
空腹が和らいだところで、いよいよ、メインの八戸せんべい汁(600円)をお願いしました。
今回は、ママさんのご好意で食用菊入りの特別バージョンです!
こちらの汁゛は、
はなまるマーケットの岡江さんが昨年11月に来店し、その味に感動し、スタジオでも出演者の皆さんが召し上がったほどの人気汁゛です。
また、東京恵比寿の「
四季おりおり」に八戸せんべい汁のレシピをおしえてあげたそうです。
「種差」歩いて「八戸せんべい汁」を食す(番外編1)
(東京でも八戸せんべい汁が食べられます。)
つゆは、鶏だししょうゆ系の澄んだスープ。しめじ、しいたけ、にんじん、鶏肉、糸こんにゃく、ねぎが入って、あっさりながらもダシの味がしっかりと効いて、おいしいです。
せんべいはアルデンテの食感。
みみも入っています。
ちなみに、魚介が入った塩味の「八戸浜せんべい汁(900円)」もメニューにあります。
ママさんの人柄とおいしい料理に心身ともに満たされました♪
八戸市を主会場に開催された「みちのく八戸国体」(1/28~2/1)。八戸を訪れた選手の皆さんに、各競技会場で地元町内会などのボランティアの方たちがせんべい汁を振舞って、とても好評だったそうです。
八戸の想い出にせんべい汁と人の温もりが刻まれ、また来八してくださることをお待ちしています。
by まさひろ