「種差」歩いて「横丁」で食す(その25) ~ごっつり唐揚げ~
「ごっつり」とは、南部地方の方言で、①得意げになる、満足げな、②いい気になる、③ニンマリする、といった喜びを表現する意味で使われます。小学校高学年頃に、この方言を知ったワタシは、ごっつりして(得意げになって)使っていました(笑)
ときに、鼻高々(天狗)になっている仲間に、「ごっつりすんな(いい気になるな)。」と戒めの意を込めて使っていました(笑)
そんな南部人が愛してやまない方言「ごっつり」は、飲食店名やTV番組名、飲食メニューにも使われています。
長横町れんさ街にある「串乃助」は、ごっつりメニューのあるお店のひとつ。
こちらのお店のマスターは、元々中居林の「串焼処串兵衛」で仕事をされていて、独立して小中野にお店を出していましたが、長横町れんさ街のこの場所が空店舗となったことから、移転してオープンしたそうです。
気になるごっつりメニューの名が「ごっつり唐揚げ」。
師匠の「串焼処串兵衛」と、師匠の妹さんが切り盛りする小中野(移転前に串乃助を開店していた場所)の「円」と「串乃助」の市内3店舗で提供されています。
気になるごっつりメニューがこちら、
ごっつり唐揚げ(600円)
このボリュームに驚きです!キャベツが山盛りですし・・・思わずごっつり(ニンマリ)しちゃいました。食べてみると、ジューシーな鶏の肉汁が口中に広がり、これまたごっつり(満足)。衣にもしっかりと味が付いています。
マスターに聞いてみたところ、やはりこの味付けが秘伝の味とのことでした。
その他にも、やきとりやの王道といえば、
ねぎまタレ(2本250円)
甘じょっぱいタレの味も秘伝の味ですね。
さっぱり系の
ささみ焼き梅(2本300円)
練り梅と大葉の味で、口直し。
などをいただき、ごっつりして家路につきました。
看板に辛味噌焼き鳥の店とあったのに、辛味噌を食べずに店を後にしてしまいました・・・うっかりしてました(笑)
ごっつり唐揚げを極めるには、師匠のお店にも行ってみないと♪
by まさひろ