種差海岸の海岸線を眺めながら、
八戸から宮古まで続く地獄穴伝説を思い出す。
同じような伝説が八戸と宮古で残っていたというんですから、
昔からずっと交流が深くつながっているということなんでしょう。
今では八戸から宮古まで行くとすると、
JR八戸線(八戸~久慈)、そして三陸鉄道(久慈~宮古)が開通しており、
八戸線の車窓から種差海岸の美しい景色を眺め、
そして、三陸鉄道の車窓からは陸中海岸の雄大な景色を眺めるなんていう
楽しみながら旅をすることもできます。
さて、今回はそのJR八戸線の南の玄関口、
そして三陸鉄道の北の玄関口の久慈のご紹介です。
久慈に到着したとき、外はすでに真っ暗。
久慈駅構内の看板を見上げると、久慈から宮古までの三陸鉄道の看板。
「不思議の国の北リアス」。この先どんな不思議の国が待っているのか
わくわくしながら階段を登ります。
ホームには3両編成の三陸鉄道がお待ちかね。
初の三陸鉄道乗車に胸をおどらせ乗車し、車内で見たものは!
クランベリー色に花柄の入った椅子と温かい灯りをともすライト。
まるで、昔にタイムスリップしたような雰囲気です。
こんなお洒落で、デコラティブな車両からながめる
三陸海岸の車窓は最高でしょうね。
この落ち着いた雰囲気の「レトロ車両」はちょうど
クリスマスに向けて飾りつけがされ、クリスマス列車へとなっていましたが、
これもまたレトロ調に見事にマッチしていて、
この時期にピッタリの演出ですね。
この素敵なレトロ車両に乗って久慈駅を出発してみるのでした。
続く。
by TOSHIYA
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