冬の種差海岸で食べるにはもってこいの食べ物を見つけました(笑)
こちらです!
美味しそうですよね。実はこの焼きいもなんですが、こんな秘密兵器で出来上がります。
歴史を感じさせる「つぼ」です。
このつぼで焼きいもを作っているのは、な、なんと、82歳の素敵なおばあちゃん。
50年程前、おばあちゃんは水産加工の仕事をしていたそうです。この仕事は12月~3月までは閑散期。と、偶然にもこの地域につぼを売りに来たつぼ売り商人?(笑)からつぼを購入。昭和24年に内職としてつぼ焼きいもを始めました。
その当時は、何件かつぼ焼きの店があったようですが、みんなすぐにやめてしまい、今まで続いているのはここだけ!湊町の山手通り沿いにあります。
つぼの中はどうなっているかというと、こんな感じです。
つぼの底には炭が。
いもをつるして40分~50分で出来上がります。
つぼは水に弱く、水をかけて何回か壊したようですが、既に店をやめてしまった方からつぼを譲ってもらい、今使っているのが10個目ぐらい。これが壊れたらもう代わりのつぼがないようです。
味はと言うと、甘い!非常に甘い!
冷めても美味しいと言われる理由が分かります。
11月から3月までの8時から18時30分まで営業しています。(100g100円です)
種差海岸に行く途中、是非お立ち寄り下さい。冬の種差海岸を見ながらつぼ焼きいもを食べる。絵になりますね~(笑)
by kazuya