東山魁夷「道」のモデルとなった種差海岸!
6月5日の記事「東山魁夷 生誕100年 その1」
6月6日の記事「東山魁夷 生誕100年 その2」
で紹介して以来、1ヶ月以上が経過してしまいました(汗)すみません。
でも、「道」はまだ続いています(笑)
美術館で東山魁夷の作品を鑑賞し、心が満たされた私。
美術館を後にする前に立ち寄ったのは、もちろんミュージアムショップ。
ここで、なんとハーフサイズ程度の「道」の複製画が売っていました。
しかし、値段を見てビックリ!577,500円(税込)・・・
おみやげにA3サイズのポスターと絵はがきを買うので精一杯でした(笑)
そして、原画の「道」を見た後は、実際に現地に行ってみたくなりますよね。
私も、もちろん行ってきました。
こちらが、「道」のモデルとなった種差海岸です。
県道1号線(八戸階上線)、通称「うみねこライン」と呼ばれる道路です。
この道は、原画のように右に曲がって続いています。
道の向こうには、白亜に輝く鮫角灯台があります。
左側(内陸側)は、競馬の神様と称される大川慶次郎ゆかりのタイヘイ牧場があり、実際に東山魁夷はこの牧場を訪れたそうです。
右側(海側)には、ニッコウキスゲ、ノハナショウブ、スカシユリが咲き乱れる中須賀があります。
ここには、「道の碑」が建立され、「道」のモデルとなったのがこの場所だということを伝えています。
時を越え、東山魁夷が訪れた往時に思いを馳せることができますよ。
※
東山魁夷展は7月12日(土)~8月31日(日)まで
長野県信濃美術館で開催されています。
by まさひろ