7月に入り、種差海岸の花々が色とりどり咲き乱れる季節がやってきました。
中でも種差海岸を代表する花、ニッコウキスゲが見頃を向かえ、種差海岸を鮮やかな黄色で染めています!
ニッコウキスゲは別名ゼンテイカ(禅庭花)とも呼ばれるそうです。
名前の由来は、
「ニッコウ」=栃木県の日光地方の群落がある(現在は全国に分布している)
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「キ」=花の色が黄色
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「スゲ」=葉がカサスゲ(笠萓)という植物に似ている
と言われているようです。
花は、花弁が6個あり、先端が少し反り返っているのが特徴。
そして、これは私も初めて知ったのですが、ニッコウキスゲは朝開いて夕方にはしぼんでしまう1日花なんだそうです。
ただ次々に咲くため、群落全体で見ると花期はけっこう長く、種差海岸でも6月から8月にかけて見ることができます。
ニッコウキスゲは群生しているので、辺り一面を鮮やかな黄色で埋め尽くします。
1ヶ月ほど前までは、菜の花が蕪島を黄色く染めていましたが、今度は負けじとニッコウキスゲの登場ですよー!
次から次へと表情を変える種差海岸。
お見逃しのないように~。
※写真は7月3日に撮影したものです。
by マサキ